Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

New York Dolls - Personality Crisis

'73年リリースの「New York Dolls」から。

 

f:id:u1iwa:20200905144213j:plain

 

ポップ職人トッド・ラングレンプロデュースの1stアルバム。

 

トッド色はまったく見受けられませんが

NYパンクの元祖ともなった攻撃的なR&Rは

そのド派手なルックスもあいまって

深みのまったくないストーンズのようで潔い。

 

後期はピストルズでお馴染みの

マルコム・マクラーレンがマネージメントをしていただけあって

ピストルズ名盤「Never Mind the Bollocks」プロトタイプのような質感もあります。

 

特にジョニー・サンダースのヘタウマギターは

独特な粘り気のある音質や

「音外してね?」とハラハラするようなフレーズなど

これぞR&Rギターという感じでカッコいい。

 

ジョニーに関しては

ソロやハートブレイカーズよりも

やはりボーカリストの隣で弾いてる姿がとても絵になりますな。