Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Mega City Four - Ticket Collector

'92年作「Sebastopol Rd. 」から この時期のUKでは珍しかったシンプルなロックバンド。 SnuffやLeatherfaceといったハードコアよりのバンドもいたが 個人的にはこのMC4やSenseless Thingsあたりが好みだった。 一見ホームレス風のWizが作る哀愁溢れる楽曲が…

Nirvana - Molly's Lips

'92年リリースの編集アルバム「Incesticide」から。 スコットランドのバンド、The Vaselinesのカバー。 オリジナルはかなりヘロヘロ・ローファイな感じですが こちらはかっこ良いガレージロックになってます。 2コードしか使っていないとは思えないポップ感…

The Muffs - Sad Tomorrow

'95年リリースの2ndアルバム「Blonder and Blonder」から。 80sガレージパンクのThe Pandorasにいた キム・シャタックを中心にしたバンド。 Pandorasよりも洗練された60s風メロディーのガレージロック。 キムのヴォーカルがしゃがれているけど下品さが無くて…

XTC - Mayor Of Simpleton

XTC、'89年の9th「Oranges&Lemons」から。 Blue Oyster Cultの「(Don't Fear) The Reaper」にインスパイアされたという アルペジオのリフが気持ち良い XTCにしてはひねくれ具合が少ない王道ポップソング。 日本でもカジヒデキが一瞬「カバーなのかな?」と思…

Yes - Love Will Find A Way

Yes '87年の「Big Generator」より。 前作「90125」からのThe Buggles組のトレヴァー・ラヴィンが指揮をとっています。 賛否ありますが、個人的にこの時期のYesも大好きです。 すごく良くできたポップソングだと思うのだけど 古参メンバー的には黒歴史なのだ…

Senseless Things - Easy to Smile

ロンドン出身バンド、'91年発表のEPから。 イントロのベースにしびれます。 この時期のUKはマッドチェスターといわれる The Stone RosesやHappy Mondaysに代表される ダンスビート&サイケデリックなバンドが幅を利かせていて こういったHüsker DüやThe Repl…

Radiohead - Killer Cars

Radiohead '95年リリース「The Bends」からのシングル 「High and Dry」収録曲。 ひたすら「車に乗って事故ったらどうしよう((((;゚Д゚))))」 てなことを歌ってますw この頃まではヒット曲「Creep」に代表される メロディアスでシンプルな楽曲を得意としてい…

Gene - Haunted By You

ロンドン出身バンドの'95年作「Olympian」から。 聴いての通りThe Smithの完全フォロワー。 Led ZeppelinにおけるKingdom Comeのような存在。 マーティンのボーカルはモリッシーのようなアクは無く聴きやすいし ギターの響きはジョニー・マーというより The …

Orson - No Tomorrow

ハリウッド出身バンドの'06年作「Bright Idea」から。 The Rolling Stonesの「Miss You」を '00年代風にブラッシュアップしたような ビートとメロディーが気持ち良い。 同時期に登場していた Franz FerdinandやArctic Monkeysに比べ知名度が低いのが残念。 …

The Ordinary Boys - Week In Week Out

イギリス出身 '04年発表のアルバム「Over The Counter Culture」から バンド名はモリッシーの曲から引用。 もろにThe Jamぽい風貌と音楽性で 2004年頃だと世界的にはモッズなんて 全く無視されていた感のある中デビューします。 この後、2ndアルバムが僕の苦…

RAMONES - The KKK Took My Baby Away

NY PUNKの雄Ramones '81年リリースの「Pleasant Dreams」から。 The Ronettes風の'60Sメロディーに切れの良いPunkサウンドが乗っかります。 歌詞の内容は彼女がKKK(白人至上主義の差別団体)に連れ去られたという内容。 実はこれジョーイ・ラモーン (Vo)の…

The Merrymakers - Monument of Me

スウェーデン出身の3人組。 この曲は'95年の「No Sleep 'Til Famous」から プロデューサーはトーレ・ヨハンソン。 この時期The Cardigansを筆頭としたスウェディッシュ・ポップが流行っていて 原田知世までトーレ・ヨハンソンにプロデュースされていた。 確…

Blur - Chemical World

'93年発表の2ndアルバム「Modern Life Is Rubbish」から。 1stの頃はマンチェスターブームとシューゲイザーの中間みたいな立ち位置だった彼ら。 このアルバムからKinksやThe Who+初期デヴィッド・ボウイやジュリアン・コープを彷彿とさせるMod路線にシフト…

Manic Street Preachers - Stay Beautiful

ウェールズ出身の4人組バンド(今は3人)。 このアルバムは’92年発表の「Generation Terrorists」から。 「30曲入りの2枚組のデビューアルバムを発表し、世界中でナンバーワンにして解散する」 と息巻いて登場した彼ら 実際に今作は2枚組でも無ければナンバ…

Ned's Atomic Dustbin - Kill Your Television

イギリス出身の5人組バンド。 この曲は'91年発表の「God Fodder」から。 当時、独特なデザインのバンドロゴTシャツが大人気だった印象が。 疾走感のある16ビートにスラッシーなギターとツインベースが絡みます。 特に過剰にエコーの効いたラットのギターはと…

The Presidents of the United States of America - Lump

すごいバンド名のシアトル出身のバンド。 この曲は'95年のセルフタイトル作から。 初期はなんと3弦ギターと2弦ベースを使っていて 音が薄くなるかと思えば全くそんなことを感じさせないです。 7弦ギターとか5弦ベースとかなんでも増やせば良いってもんじゃな…

Josie And The Pussycats - Pretend To Be Nice

'01年公開の映画『プッシーキャッツ』(Josie and The Pussycats)のサントラから。 日本では未公開、DVDは出てるみたいなので機会があったら観てみたい。 劇中バンドでJosieのVoはLetters to Cleoのケイ・ハンリーが担当し この曲はFountains Of Wayneのア…

The Wonders - That Thing You Do

トム・ハンクスが監督・脚本を手掛けた映画『すべてをあなたに』('96年)のサントラから。 舞台は60年代のアメリカ おそらくBeatlesをモチーフにした劇中バンド Wondersの成功から解散までを描きます。 映画の内容も良かったけれども このタイトル曲が本家Bea…

Fountains of Wayne - Stacy's Mom

Fountains Of Wayneのベーシスト、アダム・シュレシンジャーが、新型コロナウイルスの合併症で亡くなった。 彼らのLIVEは未見で、いつかは行きたいと思っていたのでとても悲しいし残念。 この曲は'03年の3rd「Welcome Interstate Managers」からのシングルで…

Chopper One - Touch My Fuzz

もとWeezerのギターだったというJason Cropperの3ピースバンド。 この曲は'97年のアルバム「Now Playing」から。 音楽的には確かにWeezerの1stぽいキャッチーな曲が並んでます。 ベースを弾いてるJasonの奥様のコーラスが爽やかで良い雰囲気。 残念ながらグ…