2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
'73年リリースの「Quadrophenia」から。 映画『さらば青春の光』('79年)の原作となった ロックオペラと呼ばれるコンセプト・アルバム。 The Whoが数多のバンドと一線を画していたのは モッズシーン云々の前に、バンドメンバー全員が主役という 当時のバンド…
'90年リリース、唯一のアルバム「The La's」から。 60年代のブリティッシュ・インヴェイジョン時にリリースされていても 全く違和感の無いアルバム。 大物スティーヴ・リリーホワイトのプロデュースで制作されたこの作品 ボーカル、リー・メイヴァースの意図…
'77年リリース「Damned Damned Damned」から。 3大パンクバンドと呼ばれるSEX PISTOLSやTHE CLASH、THE DAMNED。 その中でもダントツ好きなのはこのTHE DAMNED。 特に初期、ブライアン・ジェイムス(G)のストレートなギターと キャプテン・センシブル(B)のキ…
'97年リリース「Eight Arms to Hold You」から。 ルイーズ・ポストとニーナ・ゴードンの美女ツインボーカルバンド。 グランジ版The Banglesのようなイメージの1stから 後にAmerican Hi-Fiでボーカルをとるステイシー・ジョーンズが ドラマーで参加したこちら…
'84年リリースの「Reckless」から。 このアルバムが大ヒットした年は ブルース・スプリングスティーンの名盤「Born in the U.S.A.」も大ヒット。 年間チャートでは「Born~」が1位、次いでこのアルバムが2位だったとの事。 Tシャツ、Gパンでギターを抱えて熱…
'94年リリースの「Brutal Youth」から。 80年代に入ってから初期のパブロック的な雰囲気はすっかり影を潜め ポップス、ソウル的な路線の作品を重ねていましたが この作品ではアルバムタイトル通りのアグレッシブなバンドサウンドに回帰。 それもそのはず、初…
'77年リリースの「Lust for Life」から。 The Stooges解散後、ソロ2作目のアルバムで 盟友デヴィッド・ボウイのプロデュース作。 モータウン・ビートが印象的なタイトルトラックや 名曲「The Passenger」、ボウイ作「Tonight」(後にセルフカバー)など 曲の…
'72年リリースの「Chicago V」から。 ご多分に漏れずChicago初体験は、'82年のラブ・バラードの名曲 「Hard to Say I'm Sorry(素直になれなくて)」なわけですが 初期の彼らはAORとは程遠いアグレッシブなブラス・ロックで 歌詞も政治的な硬派路線でありま…
'79年リリースの「Lodger」から 「ベルリン三部作」といわれるブライアン・イーノとのコラボ作。 ジギー・スターダストに代表されるミック・ロンソンとの作品群に比べると この頃のボウイをアルバム単位で聴くことは少ないのですが リズム隊が強烈なこの曲は…
'07年リリースの「Infinity on High」から 全米1位を獲得した本作は キャッチーなメロディーと疾走感のある楽曲が満載で まだギリギリEmo・Punkの体を成している頃の作品。 ボーカル、パトリックの体重増加と共に 次作あたりから徐々にEDM要素が濃厚になり G…
'05年リリースの「Move Along」から エモ系レーベル「DOGHOUSE」からリリースされた1stアルバムで すでにエモ~パンクの枠にはまらない、親しみやすい音楽性を発揮していましたが メジャー移籍後、この2ndではさらにヒット性の高い楽曲を連発し 全米で200万…
'99年リリース「Ignorance Is Bliss」から それまでのメロコアスタイルから 哀愁たっぷりのエモ路線へ舵を切ったアルバム。 往年のTherapy?ぽいこの曲や、ノエル・ギャラガーが書きそうな「Lost」など 個人的には彼らのライブラリー中でも好きな作品なのだが…
'89年リリースの「The Stone Roses 」から 「Rosesといえばガンズだろ」 と中高生の頃はもっぱらHR/HMを聴き漁っていた私。 同時代のUKバンドに対して ”暗い・ヘタクソ・貧乏臭い”という3大偏見を持っておりました。 その偏見をすっかりひっくり返してくれた…