Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

2021-01-01から1年間の記事一覧

Woman - John Lennon

1980年「Double Fantasy」より。 尊敬する人といえば、20代は即答で「ジョン・レノン」と答えていた。 30過ぎるあたりから父も入った。 とにかく自分の人格形成の上でジョンの影響は絶大だ。 ビートルズ時代は 無難に器用にまとめる頑張り屋の天才ポールに対…

Ringo Starr - Back Off Boogaloo

1972年リリースのシングルより リンゴ・スターといえば ビートルズにおいて「Yellow Submarine」や「Octopus's Garden」 といった、緊張感皆無のとぼけた曲担当のイメージ。 ドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:Get Back』でも 他の3人がギスギスしてる…

Andy Taylor - I Might Lie

1987年リリース「Thunder」より 中学生の頃、とあるテレビ番組のBGMでかかっていたこの曲。 一聴して「なんじゃ!これはかっこいい!」と興奮したわたし。 クレジットを確認して速攻近所のレンタルレコード店へ。 デュラン・デュランを脱退し、パワーステー…

bis - Kandy Pop

1996年リリース「This Is Teen-C Power!」より 日本のアイドル、BiSではない スコットランドのバンドbis。 彼らのデビュー当時 子供の悪ふざけガレージ&ピコピコ感がたまらずすぐに飛びついた。 まったく中身の無い、ただただ勢いだけの音楽 私はとても好き…

BOØWY&Suzi Quatro - The Wild One

1987年リリース「Marionette」のB面曲。 オリジナルは1974年の「Quatro」より。 Suzi Quatroはさておき、中学生の頃の私 ご多分に漏れずBOØWYの大ファンでありました。 ここからはただの自慢話。 BOØWYのドラム、髙橋まこと様と 友人の紹介で一度だけセッシ…

The Flamin' Groovies - Shake Some Action

1976年リリース「Shake Some Action」より 20代の頃、世代的に後追いでベスト盤を購入し 一曲目に入っていたこの曲。 ん!?聴いたことあるぞ… これはThe Modsの「崩れ落ちる前に」では… おいおい、森やんRamones以外も堂々とパクっておるな…と思いつつ 正直…

Red Hot Chili Peppers - Scar Tissue

1999年リリース「Californication」から 敬愛する天才ギタリスト、ジョン・フルシアンテ復活のアルバム。 とにかくギターの一音一音が超ミニマリスト!? というくらい無駄が無い、超緊縮財政みたいなアルバム。 こんなにも ドラム、ベース、ギター、ボーカ…

The Beatles - Get Back(Movie)

1970年リリース「Let It Be 」から。 世代的に絶版「Let It Be」のドキュメンタリー映画は観た事が無く とにかくメンバー間の陰湿な関係が描かれる との情報だけは知っていた。 そんな悪名高きGet Backセッションが 半世紀越しで新解釈で映画化!との朗報。 …

Hi-STANDARD - Stay Gold

1999年「MAKING THE ROAD」から。 当時 ハイスタを筆頭とするメロコアと呼ばれるムーブメントに 偏見と嫌悪感を持っていた私。 '70SのよれよれUK初期パンクが好きだった私にとって 彼らのメタルを通過した隙の無い演奏と 高速2ビートに耳障りの良いひねりの…

Nine Days - Absolutely (Story of a Girl)

2000年「The Madding Crowd」から。 この曲が突如ヒット、一発屋的に消えてしまったバンド。 かと思いきや歴史は意外と長く1995年にデビュー このアルバムは4枚目。 Third Eye Blind以降の良くプロデュースされたアメリカンロックで 当時Get Up Kidsあたりの…

The Jon Spencer Blues Explosion - Bellbottoms

1994年「Orange」から ジョン・スペンサーとの出会いは 90年代に友人から借りたテープ Pussy Galore時代の「Exile on Main Street」('86) これ、The Rolling Stonesの名盤アルバムの まるごとカバーなんだと思うんだが Pussy Galoreは前提知識としてSonic Yo…

Guns N' Roses - Chinese Democracy

2008年「Chinese Democracy」から 前作「Use Your Illusion(1991年)」から、なんと17年ぶりのアルバム。 1st「Appetite for Destruction(1987)」は当時ハマり倒した。 当時一世を風靡していたヘアメタルのアンチテーゼみたいな立ち位置で 彼らのブレイク…

Crowded House - Don't Dream It's Over

1986年「Crowded House」から。 しかし改めて見るとひどいジャケの オーストラリアのバンドCrowded Houseの1st 前身はSPLIT ENZ 。 OASIS登場以前はこのバンドが ビートルズの正統継承者としての地位だったと思う。 確かにニール・フィンのVoはジョン・レノ…

Lisa Loeb & The Nine Stories - "Stay (I Missed You)"

1995年「Tails」から。 1994年公開の映画『リアリティ・バイツ』サントラに収録されていたこの曲。 当時、無名のリサ・ローブが突如全米No.1になったり The KnackのMy Sharonaをリバイバルヒットさせたり U2、レニー・クラヴィッツ、Dinosaur Jr.など豪華な…

KISS - Crazy Crazy Nights

1987年「Crazy Nights」から。 いつかはライブを観てみたいと思っていながら なぜか「いつでも行けるんじゃね?」と思いつつ 毎回、来日ライブに行くのを見送っていたKISS。 2019年の12月、武道館でのファイナルツアーは 知人からお誘いを受け 「さすがに今…

Paul Weller - The Changingman

1995年「Stanley Road」から。 人は老いて行く。 当たり前のことだけど、歳を経るごとに精神と肉体に折り合いがつかなくなります。 そんな時に良い羅針盤を示してくれるのがポール・ウェラー。 The Jam~The Style Councilそしてソロへと 年齢に沿ってこんな…

Pulp - Disco 2000

1995年「Different Class」から。 Blurのブレーク後、ブリットポップムーブメントがUKを席巻したころ ジャービス・コッカー(Vo)率いるPulpは デーモン・アルバーン(Blur)の師匠的な紹介をされていた記憶。 このアルバムは彼らの5枚目にして キラーチュー…

The Primitives - Crash

1988年「Lovely」から。 当時TVKで、夕方曜日ごとに各パーソナリティが洋楽のMV番組をやっており 私は伊藤正則氏のHR/HMの番組を毎週欠かさず観ていました。 洋楽アーティストのMVをチェックできるのは「ベストヒットUSA」かTVKのみ。 私の住んでいる地域は…

The Clash - Train in Vain (Stand by Me)

1979年リリース「London Calling」から The Clash。 中高生の頃、Sex Pistols やThe Damned、The Jamらと比べると いまいち自分がハマらなかったのは 「なんかヤンキーぽい」という印象からだった。 なぜかファン層も長渕剛や矢沢永吉のファンと同じ匂いを感…

U2 - Vertigo

2004年「How to Dismantle an Atomic Bomb」から U2といえば 「The Joshua Tree」までの超シリアス路線。 ※私も少年の時に「With or Without You」でやられましたw そして「Achtung Baby 」からのエンタメ路線? を経て、名曲量産アルバム「All That You Can…

The Jam - Going Underground

1980年リリースのシングル、アルバムには未収録。 ロックを聴き始めた頃に観た、ロンドンパンクのオムニバスビデオ 同時期のThe Damned、Sex Pistols、The Clashなんかと同列で紹介されていたThe Jam。 当時はそこまでロックに詳しくない自分でも 「ん、他と…

Yellow Magic Orchestra - Rydeen

1979年「Solid State Survivor」から。 小学校低学年の頃 初めてのクラブ活動で放送部に入部した私 覚えていないが、おそらく放送室の機材を触りたくて入ったのであろう。 入部して、まず先輩に「これを聴け!」と 放送室ならではの大音量で洗礼を受けたのが…

Primal Scream - Rocks

1994年リリース「Give Out But Don't Give Up」から。 元Jesus and Mary Chainのボビー・ギレスピー率いるPrimal Scream 名盤と名高い前作「Screamadelica」(1991年) その60年~70年代R&RとR&Bをマリファナでかき回したようなサウンド 当時その手のアシッ…

Pink Floyd - Lucifer Sam

1967年リリースの「The Piper at the Gates of Dawn」から 実はわたくし Pink Floydはシド・バレット在籍時のものは良く聴いたのだが 名盤といわれる「Atom Heart Mother」以降はまったくピンとこなかったのです。 ※もちろん後追い この頃の彼らは まあ、サ…