Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

Billy Joel - Allentown

1982年リリースの「The Nylon Curtain」から。 Amazonのオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』 ドラマは苦手なのですが久々にはまりました。 内容の面白さもさることながら BGMに使われている楽曲がやたら好みだというのも魅力の一つ シーズン1序盤では 「The Cl…

Poison-Fallen Angel

1988年リリース「Open Up and Say... Ahh!」から。 Amazon musicやらSpotify、Youtube Music. なぜか音楽配信サービスのオススメに必ず上がって来るこの曲。 そんなに好きだったけ? と思うとやはり嫌いな要素が無いんですよね。笑 今聴くとただのパワー・ポ…

The Beatles - Happiness Is A Warm Gun

1968年リリースの「The Beatles」 通称「ホワイト・アルバム」から。 「ビートルズで1番好きなアルバムは?」と聞かれると その時の気分によって「Revolver」「Abbey Road」と このホワイトアルバムがグルグル回る感じ。 このアルバムはレコーディングに 8ト…

Hanoi Rocks - Malibu Beach Nightmare

1983年リリースの「Back to Mystery City」から。 Hanoi Rocks 高校の頃は音楽の授業でこの曲を解説してみたり 今思うと公立なのに自由な校風だった(笑) ※オジーのDeeを弾き語りで発表する友人もいたり… 十代の頃大好きで、コピーバンドをやっていたりしま…

AC/DC - Thunderstruck

1990年リリースの「The Razors Edge」から。 祝!AC/DC活動再開ということで。 メンバー、イケメンどころか全員ムサイおっさん。 (一人小学生みたいなコスプレしてるやつ含む) テクニカルなプレイヤー皆無。 曲、全部同じ。 こう並べるとまったく魅力が無…

Van Halen - Hot For Teacher

1984年リリース「1984」から。 2020年はいろいろあり過ぎて 自分の中で最も記憶に残る年になる事だろう。 エドワード・ヴァン・ヘイレンといえば 自分が物心ついた時点での最初のギターヒーローで ギターを買って2、3日で いてもたってもいられず ライトハン…

Thee Headcoat Sect - Troubled Times

'96年リリースの「Deerstalking Men」から。 ガレージパンクの重鎮 ビリー・チャイルディッシュ率いるThee Headcoatsと 60年代から活動していたR&Bビートバンド Downliners Sectの夢の合体バンド。 この時点でビリーはアラフォーだし Downliners Sectのドン…

New York Dolls - Personality Crisis

'73年リリースの「New York Dolls」から。 ポップ職人トッド・ラングレンプロデュースの1stアルバム。 トッド色はまったく見受けられませんが NYパンクの元祖ともなった攻撃的なR&Rは そのド派手なルックスもあいまって 深みのまったくないストーンズのよう…

The Who - The Real Me

'73年リリースの「Quadrophenia」から。 映画『さらば青春の光』('79年)の原作となった ロックオペラと呼ばれるコンセプト・アルバム。 The Whoが数多のバンドと一線を画していたのは モッズシーン云々の前に、バンドメンバー全員が主役という 当時のバンド…

The La's - There She Goes

'90年リリース、唯一のアルバム「The La's」から。 60年代のブリティッシュ・インヴェイジョン時にリリースされていても 全く違和感の無いアルバム。 大物スティーヴ・リリーホワイトのプロデュースで制作されたこの作品 ボーカル、リー・メイヴァースの意図…

The Damned - New Rose

'77年リリース「Damned Damned Damned」から。 3大パンクバンドと呼ばれるSEX PISTOLSやTHE CLASH、THE DAMNED。 その中でもダントツ好きなのはこのTHE DAMNED。 特に初期、ブライアン・ジェイムス(G)のストレートなギターと キャプテン・センシブル(B)のキ…

Veruca Salt - Volcano Girls

'97年リリース「Eight Arms to Hold You」から。 ルイーズ・ポストとニーナ・ゴードンの美女ツインボーカルバンド。 グランジ版The Banglesのようなイメージの1stから 後にAmerican Hi-Fiでボーカルをとるステイシー・ジョーンズが ドラマーで参加したこちら…

Bryan Adams - One Night Love Affair

'84年リリースの「Reckless」から。 このアルバムが大ヒットした年は ブルース・スプリングスティーンの名盤「Born in the U.S.A.」も大ヒット。 年間チャートでは「Born~」が1位、次いでこのアルバムが2位だったとの事。 Tシャツ、Gパンでギターを抱えて熱…

Elvis Costello - 13 Steps Lead Down

'94年リリースの「Brutal Youth」から。 80年代に入ってから初期のパブロック的な雰囲気はすっかり影を潜め ポップス、ソウル的な路線の作品を重ねていましたが この作品ではアルバムタイトル通りのアグレッシブなバンドサウンドに回帰。 それもそのはず、初…

Iggy Pop - Lust For Life

'77年リリースの「Lust for Life」から。 The Stooges解散後、ソロ2作目のアルバムで 盟友デヴィッド・ボウイのプロデュース作。 モータウン・ビートが印象的なタイトルトラックや 名曲「The Passenger」、ボウイ作「Tonight」(後にセルフカバー)など 曲の…

Chicago - Saturday in the Park

'72年リリースの「Chicago V」から。 ご多分に漏れずChicago初体験は、'82年のラブ・バラードの名曲 「Hard to Say I'm Sorry(素直になれなくて)」なわけですが 初期の彼らはAORとは程遠いアグレッシブなブラス・ロックで 歌詞も政治的な硬派路線でありま…

David Bowie - Look Back In Anger

'79年リリースの「Lodger」から 「ベルリン三部作」といわれるブライアン・イーノとのコラボ作。 ジギー・スターダストに代表されるミック・ロンソンとの作品群に比べると この頃のボウイをアルバム単位で聴くことは少ないのですが リズム隊が強烈なこの曲は…

Fall Out Boy - The Take Over, The Breaks Over

'07年リリースの「Infinity on High」から 全米1位を獲得した本作は キャッチーなメロディーと疾走感のある楽曲が満載で まだギリギリEmo・Punkの体を成している頃の作品。 ボーカル、パトリックの体重増加と共に 次作あたりから徐々にEDM要素が濃厚になり G…

The All-American Rejects - Dirty Little Secret

'05年リリースの「Move Along」から エモ系レーベル「DOGHOUSE」からリリースされた1stアルバムで すでにエモ~パンクの枠にはまらない、親しみやすい音楽性を発揮していましたが メジャー移籍後、この2ndではさらにヒット性の高い楽曲を連発し 全米で200万…

Face to Face / I Know What You Are

'99年リリース「Ignorance Is Bliss」から それまでのメロコアスタイルから 哀愁たっぷりのエモ路線へ舵を切ったアルバム。 往年のTherapy?ぽいこの曲や、ノエル・ギャラガーが書きそうな「Lost」など 個人的には彼らのライブラリー中でも好きな作品なのだが…

The Stone Roses - Elephant Stone

'89年リリースの「The Stone Roses 」から 「Rosesといえばガンズだろ」 と中高生の頃はもっぱらHR/HMを聴き漁っていた私。 同時代のUKバンドに対して ”暗い・ヘタクソ・貧乏臭い”という3大偏見を持っておりました。 その偏見をすっかりひっくり返してくれた…

Jesus Jones - Trust Me

'91年リリースの2nd「Doubt」から。 本作に収録されている「Right Here, Right Now」が ビルボードのモダン・ロック・チャートでNo.1を獲得。 この時期のUKではマンチェスター・ムーブメント全盛にもかかわらず USで成功したのはマンチェとは毛色が異なる 彼…

Ocean Colour Scene - Hundred Mile High City

'97年リリース「Marchin' Already」から。 フリッパーズ・ギターが丸パクリした 初期の名曲「Yesterday Today('91年)」のように デビュー当時はストーン・ローゼズフォロワーだった彼ら。 ところが'96年の2nd「Moseley Shoals」から ポール・ウェラーやノ…

Kula Shaker - Hey Dude

'96年リリースの1st「K」から。 Led Zeppelinの「We're Gonna Groove 」を彷彿とさせるカッコ良さで この曲には一聴してガツンとやられました。 ブリットポップ期のバンドの中ではしっかりした演奏力で 個人的には「70年代のブリティッシュロックを受け継ぐ…

Def Leppard - Promises

'99年リリースの「Euphoria」から。 前作「Slang」('96年)で トレードマークだった分厚いコーラスや 何層にもオーバーダブされたギター スタジアム仕様のエレクトリックドラムを捨て去り より生々しいサウンドと グランジ、ファンク、R&Bなど幅広い曲調に挑…

Van Halen - 5150

'86年リリース「5150」から。 個性派デイヴィッド・リー・ロスの脱退後 デイヴとは正反対の超正統派ボーカリスト、サミー・ヘイガーを迎えて制作。 それまでのリフ主体のハードロックから メロディー重視の作風にシフトチェンジしたのが功を奏して あの「Jum…

Sonic Youth - Dirty Boots

'90年リリースの「Goo」から。 Nirvanaブレイク前夜、確かグランジという言葉はまだ無くて Dinosaur Jr.やSwans、このSonic Youthあたりは一緒くたに ジャンクとか呼ばれていた記憶。 片っ端からそのジャンクと呼ばれていたバンドを聴きあさる中 Sonic Youth…

The Rentals - Friends Of P.

'95年リリースの「Return of the Rentals」から。 Weezerのベーシスト、マット・シャープのバンド。 このアルバムをリリースした時点ではWeezerと掛け持ちでしたが このアルバムの高評価に気を良くしたのか、その後脱退してしまいます。 ムーグシンセ、バイ…

Cheap Trick - I Can't Take It

'83年リリース「Next Position Please」から。 「at Budokan('78年)」でブレイクした彼ら。 '80年に12弦ベースのトム・ピーターソン脱退後 トッド・ラングレンがプロデュースしたアルバム。 セールス的には全く振るわず、暗黒期の作品とされていますが ト…

Weezer - The Good Life

'96年リリースの2ndアルバム「Pinkerton」から。 「Buddy Holly」に代表される明るいパワーポップが満載の 1stアルバムが300万枚の大ヒットを記録。 成功後の大きな期待の中リリースされたこのアルバム。 シングルカットされた「El Scorcho 」から 一般的に…