Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

'90S

Stone Temple Pilots - Lady Picture Show

'96年リリースの「Tiny Music... Songs from the Vatican Gift Shop」から。 デビュー当時は「グランジブームに乗っかったハードロックバンド」 というような認識で、あまり良い印象を持っていなかったのですが 2ndあたりから徐々に広い音楽性が垣間見えるよ…

EMF - Search & Destroy

'92年「Unexplained E.P.」から EMFといえばJesus Jonesと共に テクノ、ハウス、ヒップホップ、ロックをごちゃまぜにした音楽性で 「Unbelievable('91年)」ではビルボード全米シングルチャートの1位を獲得します。 ところが当時の先端を走っていた音楽性な…

Seaweed - Go Your Own Way

'93年「Go Your Own Way E.P. 」から。 シアトル出身ということで 名門グランジレーベルのSUB POPからリリースしていますが 音楽性はエモ・メロコア寄りです。 この曲はFleetwood Mac、'77年の名曲をカバー。 本家の軽快な雰囲気とはまた違う 男臭さ満載の暑…

Owsley - Coming up Roses

'99年リリースのソロ1作目から。 しばらく聴いていなかったので 「今どんな活動してるのかな?」とググってみたら ’10年にすでに亡くなっていました。 しかも自殺って…マジかよ… この曲はThe Semantics時代の曲をほぼノーアレンジで再録。 普遍的な名曲であ…

Foo Fighters - Learn To Fly

'99年リリースの「There Is Nothing Left to Lose」から 俳優ジャック・ブラックと共に Tenacious Dの相方カイル・ガスも登場するこのMV。 デイヴ・グロールの顔芸が芸達者過ぎて、名曲が完全にBGM化。 Foo Fighters フーファイターズ / There Is Nothing Le…

R.E.M. - What's The Frequency, Kenneth?

'94年リリースの「Monster」から。 前作「Automatic for the People 」('92年)のフォーキーで内省的な音作りから一変して ラウドなギターが目立つ作品になっています。 '94年に自殺したNirvanaのカート・コバーンに捧げた「Let Me In」が収録されているよう…

New Order - Regret

'93年リリースの「Republic」から。 前身であるJoy Divisionの鬱々とした音楽性はちょっと苦手な私ですが New Orderの曲は何曲か好きなものがあります。 ド下手の代名詞でもある彼ら。 大ファンだった石野卓球がライブを観たときに 「2軍が来たのかと思った」 …

Five Thirty - Psycho Cupid

'91年リリース「Bed」から。 UKマンチェスター・ムーヴメントの時期では珍しかったモッズバンド。 ポール・バセットのワウギターがかっこ良くて 代表曲の「13th Disciple」は 日本のSpilal Lifeさんもリフをまるパクリしていましたw 【中古】 輸入盤Bed Five…

Dinosaur Jr. - Start Choppin'

'93年リリースの「Where You Been」から。 Doobie Brothersぽいファンキーなギターリフが気持ち良い。 前作の「Green Mind」を初めて聴いたときは J・マスシスのギターがとにかく衝撃的でした。 (なんせボーカルよりもギターソロの音量の方が大きかったりす…

Ben Folds Five - Philosophy

'95年リリースの「Ben Folds Five」から。 ファズベースがカッコ良いパンキッシュなピアノ・トリオ。 ベン・フォールズの声質もフレディ・マーキュリーに似てたりして 普段はギターロックしか聴いてない僕にも響きまくりました。 【中古】 ベン・フォールズ…

Kara's Flowers - Soap Disco

Maroon5の前身バンド、'97年リリースの「The Fourth World」から。 この頃はMaroon5のようなファンク色の無い Weezer直系のストレートなギターロック。 現在のような鼻につくセレブ感も無く 個人的にはこちらの方が好みだったりします。 Karas Flowers / Fou…

Jellyfish - The Ghost At Number One

'93年リリースの「Spilt Milk」から。 2枚のアルバムを残して解散してしまいますが。 この2ndはThe Beatlesの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」や Queenの「A Night at the Opera」に匹敵する大大大名盤なわけです。 中心人物のアンディ・スターマ…

Summercamp - Should I Walk Away

'97年リリースの「Pure Juice」から。 ジャケのイメージ通り疾走感のある曲調が気持ち良いです。 マドンナのレーベル、マーヴェリックから鳴り物入りでデビュー その後、第1回のフジロックにも出演しますが 残念ながらこのアルバムを残して解散してしまいま…

Superdrag - Sucked Out

テネシー出身、'96年のアルバム「Regretfully Yours」から。 彼らの代名詞となるこの名曲。 ジョン・デイヴィスのコステロっぽい声と コーラス部分のしゃがれ具合がグッと来ます。 【輸入盤CD】【ネコポス送料無料】Superdrag / Regretfully Yours価格:2290…

Oasis - Cum On Feel The Noize

'96年リリースの名曲「Don't Look Back In Anger」に収録。 オリジナルは70年代に活躍したグラムロックバンドのSlade 80年代にQuiet Riotがカバーしてヒットした曲。 SladeもQuiet Riotも超絶金切り声のテンションがアッパーすぎて 個人的にはこのOasisバー…

The Posies - Flavor Of The Month

The Posies、'93年の「Frosting on the Beater」から グランジブームの中心、シアトル出身の彼らでしたが 音楽性はグランジ特有の陰鬱さやハードロック臭が無い メロディアスなハーモニーを中心としたパワーポップ。 特にこのアルバムは名曲揃いでとてもお気…

Teenage Fanclub - What You Do To Me

'91年作「Bandwagonesque」から。 ’91年といえば Nirvana「Nevermind」を筆頭に My Bloody Valentine「Loveless」 Primal Scream「Screamadelica」 Red Hot Chili Peppers「Blood Sugar Sex Magik」 Dinosaur Jr.「Green Mind」 …等々 オルタナティブロック…

Redd Kross - Mess Around

'97年発表のアルバム「Show World」から。 同時期にJellyfishと共にUSパワーポップの双璧をなしていた彼ら。 JellyfishがQueenや10ccの影響が見え隠れしていたのに対して Redd KrossはCheap Trickの影がちらついていたように感じます。 BeatlesのTicket To R…

The Cure - Friday I'm In Love

'92年リリースのアルバム「Wish」から。 70年代末期から今も活動している数少ないポストパンクのバンド。 彼らのレパートリーの殆どを占める陰鬱とした曲は少し苦手なのだけど なぜか数曲この曲のような明るい曲があって それがとても素晴らしかったりします…

Mega City Four - Ticket Collector

'92年作「Sebastopol Rd. 」から この時期のUKでは珍しかったシンプルなロックバンド。 SnuffやLeatherfaceといったハードコアよりのバンドもいたが 個人的にはこのMC4やSenseless Thingsあたりが好みだった。 一見ホームレス風のWizが作る哀愁溢れる楽曲が…

Nirvana - Molly's Lips

'92年リリースの編集アルバム「Incesticide」から。 スコットランドのバンド、The Vaselinesのカバー。 オリジナルはかなりヘロヘロ・ローファイな感じですが こちらはかっこ良いガレージロックになってます。 2コードしか使っていないとは思えないポップ感…

The Muffs - Sad Tomorrow

'95年リリースの2ndアルバム「Blonder and Blonder」から。 80sガレージパンクのThe Pandorasにいた キム・シャタックを中心にしたバンド。 Pandorasよりも洗練された60s風メロディーのガレージロック。 キムのヴォーカルがしゃがれているけど下品さが無くて…

Senseless Things - Easy to Smile

ロンドン出身バンド、'91年発表のEPから。 イントロのベースにしびれます。 この時期のUKはマッドチェスターといわれる The Stone RosesやHappy Mondaysに代表される ダンスビート&サイケデリックなバンドが幅を利かせていて こういったHüsker DüやThe Repl…

Radiohead - Killer Cars

Radiohead '95年リリース「The Bends」からのシングル 「High and Dry」収録曲。 ひたすら「車に乗って事故ったらどうしよう((((;゚Д゚))))」 てなことを歌ってますw この頃まではヒット曲「Creep」に代表される メロディアスでシンプルな楽曲を得意としてい…

Gene - Haunted By You

ロンドン出身バンドの'95年作「Olympian」から。 聴いての通りThe Smithの完全フォロワー。 Led ZeppelinにおけるKingdom Comeのような存在。 マーティンのボーカルはモリッシーのようなアクは無く聴きやすいし ギターの響きはジョニー・マーというより The …

The Merrymakers - Monument of Me

スウェーデン出身の3人組。 この曲は'95年の「No Sleep 'Til Famous」から プロデューサーはトーレ・ヨハンソン。 この時期The Cardigansを筆頭としたスウェディッシュ・ポップが流行っていて 原田知世までトーレ・ヨハンソンにプロデュースされていた。 確…

Blur - Chemical World

'93年発表の2ndアルバム「Modern Life Is Rubbish」から。 1stの頃はマンチェスターブームとシューゲイザーの中間みたいな立ち位置だった彼ら。 このアルバムからKinksやThe Who+初期デヴィッド・ボウイやジュリアン・コープを彷彿とさせるMod路線にシフト…

Manic Street Preachers - Stay Beautiful

ウェールズ出身の4人組バンド(今は3人)。 このアルバムは’92年発表の「Generation Terrorists」から。 「30曲入りの2枚組のデビューアルバムを発表し、世界中でナンバーワンにして解散する」 と息巻いて登場した彼ら 実際に今作は2枚組でも無ければナンバ…

Ned's Atomic Dustbin - Kill Your Television

イギリス出身の5人組バンド。 この曲は'91年発表の「God Fodder」から。 当時、独特なデザインのバンドロゴTシャツが大人気だった印象が。 疾走感のある16ビートにスラッシーなギターとツインベースが絡みます。 特に過剰にエコーの効いたラットのギターはと…

The Presidents of the United States of America - Lump

すごいバンド名のシアトル出身のバンド。 この曲は'95年のセルフタイトル作から。 初期はなんと3弦ギターと2弦ベースを使っていて 音が薄くなるかと思えば全くそんなことを感じさせないです。 7弦ギターとか5弦ベースとかなんでも増やせば良いってもんじゃな…