Def Leppard - Promises
'99年リリースの「Euphoria」から。
前作「Slang」('96年)で
トレードマークだった分厚いコーラスや
何層にもオーバーダブされたギター
スタジアム仕様のエレクトリックドラムを捨て去り
より生々しいサウンドと
ところが全くファンに受け入れられず
後にファンの中では無かった事になる一枚に。
心機一転リリースされた本作。
タイトルが示す通り80年代の大ヒット作
「Pyromania」と「Hysteria」を彷彿とさせます。
とはいえアルバム自体は「Slang」のノンジャンル路線を踏襲し
サウンドプロダクションを80年代黄金期に寄せた感じ。
ただし、このリードトラック「Promises」が
過去の名曲のいいとこ取り・全部のせみたいな出来で
私含め「Slang」で離れたオールドファンも無事に帰還。
彼らはここから現在に至るまで、この古過ぎず新し過ぎずの
「こういうのでいいんだよ」的な安定路線でアルバムを重ねていきます。
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