Supergrass - Richard III
1997年リリースの「In It for the Money」から。
デビューは1994年。
類人猿系ボーカリスト、ギャズは当時なんと18歳。
1st「I Should Coco」は
アルバム単位で聴くとしっかりした骨太な楽曲もあるのだけど
ヒットした「Mansize Rooster」や「Alright」のMVの印象で
チャラチャラしたブリット・ポップバンド
といった認識だった。
そして、この2nd「In It for the Money」からの
先行シングル「Richard III」。
うねるギターリフと1stには無かったヘヴィな曲調がカッコよく
一聴して気に入ってしまった。
アルバムではこの他にもサイケデリックな名曲「Going Out」も収録。
古き良きブリティッシュ・ロックの風合いも残しながら
前途のチャラチャラ感皆無の大人な作品に仕上がっています。
リリースされた1997年は
ゴリゴリのグランジ曲「Song2」に象徴されるように
突然オルタナティブな作風に変化していた。
そんなブリット・ポップブーム終焉の年だった思い出。
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