Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

Silver Sun - Cheerleading

1998年リリースの「Neo Wave」から。

 

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何気なしにネットを見ていて

最近Silver Sunて何してんだろ?

とググってみたら…

 

2020年10月27日にバンドのソングライターでVo&Gの

James Broadが亡くなっていた…

以前から癌で闘病しており享年50歳だったとのこと。

 

ううう…ショック…

 

アルバムを追っかけていたのは

2006年の4th「Dad's Weird Dream」あたりまで。

以降2作ほどリリースしていたみたいだけれど

しっかり聴くところまでは至らなかった。

 

それでも1997年の1stアルバム「Silver Sun」は熱狂的にハマり

当時は毎日こればかり聴いていたくらい。

 

パンキッシュな演奏にThe Beach Boysぽい楽曲とハーモニー。

しかもタトゥーバリバリのアメリカ人ではなく

いかにもナードぽいイギリス人というのも心に突き刺さりまくった。

 

この2ndアルバムは

Queenの"Now I'm Here"ぽいリフの"Cheerleading"を筆頭に

The Cars風の"I'll See You Around"

Cheap Trickが元ネタだろう"Scared"、"Hey Girl Friend"

Todd Rundgrenが書きそうな"Mustard"など

疾走サーフポップ1色だった1stに比べ、バラエティに富んでいる。

 

ところがセールス的には大失敗しメジャー契約も切れる。

※シングル曲"Too Much, Too Little, Too Late"とか当時そこそこ売れてた気がするのだが…

 

数年経ち2005〜2006年にはインディーで

「Disappear Here」と前途の「Dad's Weird Dream」を発表し

日本でもライブを観ることができた。

いよいよ再始動か!と思わせたが

そこからまた音沙汰がなくなってしまう。

 

そして

2013年「A Lick and a Promise」

2020年「Switzerland」

と、その後もリリースを重ねていたようだけれど

まったくの未チェック。

これから聴けるのを残された楽しみとする。

 

R.I.P.