Power Pop Today!

好みの音楽を中心に書いてます。

The All-American Rejects - Dirty Little Secret

'05年リリースの「Move Along」から エモ系レーベル「DOGHOUSE」からリリースされた1stアルバムで すでにエモ~パンクの枠にはまらない、親しみやすい音楽性を発揮していましたが メジャー移籍後、この2ndではさらにヒット性の高い楽曲を連発し 全米で200万…

Face to Face / I Know What You Are

'99年リリース「Ignorance Is Bliss」から それまでのメロコアスタイルから 哀愁たっぷりのエモ路線へ舵を切ったアルバム。 往年のTherapy?ぽいこの曲や、ノエル・ギャラガーが書きそうな「Lost」など 個人的には彼らのライブラリー中でも好きな作品なのだが…

The Stone Roses - Elephant Stone

'89年リリースの「The Stone Roses 」から 「Rosesといえばガンズだろ」 と中高生の頃はもっぱらHR/HMを聴き漁っていた私。 同時代のUKバンドに対して ”暗い・ヘタクソ・貧乏臭い”という3大偏見を持っておりました。 その偏見をすっかりひっくり返してくれた…

Jesus Jones - Trust Me

'91年リリースの2nd「Doubt」から。 本作に収録されている「Right Here, Right Now」が ビルボードのモダン・ロック・チャートでNo.1を獲得。 この時期のUKではマンチェスター・ムーブメント全盛にもかかわらず USで成功したのはマンチェとは毛色が異なる 彼…

Ocean Colour Scene - Hundred Mile High City

'97年リリース「Marchin' Already」から。 フリッパーズ・ギターが丸パクリした 初期の名曲「Yesterday Today('91年)」のように デビュー当時はストーン・ローゼズフォロワーだった彼ら。 ところが'96年の2nd「Moseley Shoals」から ポール・ウェラーやノ…

Kula Shaker - Hey Dude

'96年リリースの1st「K」から。 Led Zeppelinの「We're Gonna Groove 」を彷彿とさせるカッコ良さで この曲には一聴してガツンとやられました。 ブリットポップ期のバンドの中ではしっかりした演奏力で 個人的には「70年代のブリティッシュロックを受け継ぐ…

Def Leppard - Promises

'99年リリースの「Euphoria」から。 前作「Slang」('96年)で トレードマークだった分厚いコーラスや 何層にもオーバーダブされたギター スタジアム仕様のエレクトリックドラムを捨て去り より生々しいサウンドと グランジ、ファンク、R&Bなど幅広い曲調に挑…

Van Halen - 5150

'86年リリース「5150」から。 個性派デイヴィッド・リー・ロスの脱退後 デイヴとは正反対の超正統派ボーカリスト、サミー・ヘイガーを迎えて制作。 それまでのリフ主体のハードロックから メロディー重視の作風にシフトチェンジしたのが功を奏して あの「Jum…

Sonic Youth - Dirty Boots

'90年リリースの「Goo」から。 Nirvanaブレイク前夜、確かグランジという言葉はまだ無くて Dinosaur Jr.やSwans、このSonic Youthあたりは一緒くたに ジャンクとか呼ばれていた記憶。 片っ端からそのジャンクと呼ばれていたバンドを聴きあさる中 Sonic Youth…

The Rentals - Friends Of P.

'95年リリースの「Return of the Rentals」から。 Weezerのベーシスト、マット・シャープのバンド。 このアルバムをリリースした時点ではWeezerと掛け持ちでしたが このアルバムの高評価に気を良くしたのか、その後脱退してしまいます。 ムーグシンセ、バイ…

Cheap Trick - I Can't Take It

'83年リリース「Next Position Please」から。 「at Budokan('78年)」でブレイクした彼ら。 '80年に12弦ベースのトム・ピーターソン脱退後 トッド・ラングレンがプロデュースしたアルバム。 セールス的には全く振るわず、暗黒期の作品とされていますが ト…

Weezer - The Good Life

'96年リリースの2ndアルバム「Pinkerton」から。 「Buddy Holly」に代表される明るいパワーポップが満載の 1stアルバムが300万枚の大ヒットを記録。 成功後の大きな期待の中リリースされたこのアルバム。 シングルカットされた「El Scorcho 」から 一般的に…

Pink Noise Test - All The Same To Me

'97年リリース「Plasticized」から US出身のThe Jesus and Mary Chainフォロワー。 打ち込みビートにフィードバックノイズの嵐の中 ポップなメロディーが美しいです。 当時は「ウヒョー!かっこいい~」なんて聴いていましたが 久々に聴いたら…う…うるさい………

Puddle Of Mudd - She Hates Me

'01年リリースの「Come Clean」から。 Limp Bizkitのフレッド・ダーストのレーベル「Flawless Records」からデビュー。 音楽性はリンプと違い、ポスト・グランジテイスト。 アルバムはヒットした「Blurry」やこの曲を中心に佳曲揃いなのだけれども Voのウェ…

Goo Goo Dolls - Naked

'95年リリースの「A Boy Named Goo」から。 '87年にデビューしてから長い間泣かず飛ばずの彼らでしたが このアルバム収録の「Name」がヒットしてブレイクします。 当時の時代背景からオルタナ~グランジの括りに入れられる事が多いけれども 実際にはそういっ…

Sex Pistols - Silly Thing

'79年、映画「The Great Rock 'n' Roll Swindle」のサントラから。 このアルバム、未発表曲やらジョニー・ロットン不在で その他メンバーで作った曲やらを集めた企画アルバム。 その為、ピストルズのアルバムとして考えると微妙な内容なのだけれども 先入観…

Stone Temple Pilots - Lady Picture Show

'96年リリースの「Tiny Music... Songs from the Vatican Gift Shop」から。 デビュー当時は「グランジブームに乗っかったハードロックバンド」 というような認識で、あまり良い印象を持っていなかったのですが 2ndあたりから徐々に広い音楽性が垣間見えるよ…

EMF - Search & Destroy

'92年「Unexplained E.P.」から EMFといえばJesus Jonesと共に テクノ、ハウス、ヒップホップ、ロックをごちゃまぜにした音楽性で 「Unbelievable('91年)」ではビルボード全米シングルチャートの1位を獲得します。 ところが当時の先端を走っていた音楽性な…

Something Corporate - I Woke Up In A Car

'02年リリースの「Leaving Through the Window」から。 今はソロで活躍しているアンドリュー・マクマホンが所属していたバンド。 ピアノ・エモ(そんなんあるんか?)ともいうような音。 当時ほとんどのメンバーが10代とは思えない完成度の高さ。 【輸入盤CD…

Mêlée - Built To Last

'07年リリース「Devils & Angels」から。 聴く前はオレンジ・カウンティ出身て事だったので ノー天気なスカコア的なバンドなのかなと思ってましたが 繊細でメロディーの美しいピアノ・ロックを得意としています。 冒頭のこの名曲を筆頭にアルバムは捨て曲皆…

Seaweed - Go Your Own Way

'93年「Go Your Own Way E.P. 」から。 シアトル出身ということで 名門グランジレーベルのSUB POPからリリースしていますが 音楽性はエモ・メロコア寄りです。 この曲はFleetwood Mac、'77年の名曲をカバー。 本家の軽快な雰囲気とはまた違う 男臭さ満載の暑…

Owsley - Coming up Roses

'99年リリースのソロ1作目から。 しばらく聴いていなかったので 「今どんな活動してるのかな?」とググってみたら ’10年にすでに亡くなっていました。 しかも自殺って…マジかよ… この曲はThe Semantics時代の曲をほぼノーアレンジで再録。 普遍的な名曲であ…

Boston - More Than a Feeling

'76年、セルフタイトルの1stアルバムから。 今まで周りで自分以外のBostonファンを見たこと無いのですが… この曲のリフはNirvanaの「Smells Like Teen Spirit」の元ネタだったりします。 ※Nirvanaのライブでもこの曲からメドレーでSmells Like~をやってたり…

Foo Fighters - Learn To Fly

'99年リリースの「There Is Nothing Left to Lose」から 俳優ジャック・ブラックと共に Tenacious Dの相方カイル・ガスも登場するこのMV。 デイヴ・グロールの顔芸が芸達者過ぎて、名曲が完全にBGM化。 Foo Fighters フーファイターズ / There Is Nothing Le…

R.E.M. - What's The Frequency, Kenneth?

'94年リリースの「Monster」から。 前作「Automatic for the People 」('92年)のフォーキーで内省的な音作りから一変して ラウドなギターが目立つ作品になっています。 '94年に自殺したNirvanaのカート・コバーンに捧げた「Let Me In」が収録されているよう…

RATT - Round And Round

'84年リリースの「Out of the Cellar」から。 Mötley Crüeと共にLAメタルの代表格。 CMに使用されて36年ぶりにビルボードのTop20に入っているとか。 この手の速弾きギター、聴くぶんには好きだったのだけど 音数多すぎて何やってるかわからず、全くコピーで…

38 Special - Caught Up In You

'82年リリースの「Special Forces」から。 Lynyrd Skynyrdのロニー・ヴァン・ザントの弟、ドニーが中心のバンド。 サザン・ロック臭は薄く、表題曲のような親しみやすい曲が多い。 しかしながら兄貴のバンド同様のむさ苦しさはSSクラス。 思い返すと80年代は…

Genesis - Land Of Confusion

'86年リリースの大ヒット作「Invisible Touch」から。 '06年にDisturbedが割と忠実にカバーしてたこの曲。 MVは全編パペットで当時の政治家や有名人が登場します。 中でもフィル・コリンズの顔が怖くてトラウマもの。 Genesis ジェネシス / Invisible Touch …

My Chemical Romance - Bulletproof Heart

'10年リリースの「Danger Days」から。 '13年に解散しましたが'19年に再結成。 今年はダウンロード・フェスのヘッドライナーとして来日予定でしたが 惜しくもかなわずでした。 この曲は'06年リリースの「The Black Parade」で大ブレイク後 なぜか日本の氷室…

Paramore - That's What You Get

'07年リリースの「Riot!」から。 エモ系では珍しい女性ボーカル。 最近は80sニューウェーブぽい作風になっているようですが この頃はストレートなロックをやっていてかっこ良いです。'09年のサマソニではVoのヘイリーがなんとセーラー服で登場。昔エルヴィス…